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J-GLOBAL ID：201202216363676871   整理番号：12A0413204

遠位神経伝達の阻害が検出されずに内在化したボツリヌス神経毒の小胞外ニューロン内移行

Extravesicular intraneuronal migration of internalized botulinum neurotoxins without detectable inhibition of distal neurotransmission

著者 (5件)： LAWRENCE Gary W. (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  OVSEPIAN Saak V. (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  WANG Jiafu (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  AOKI K.Roger (Allergan Inc., CA, USA) ,  DOLLY J.Oliver (Dublin City Univ., Dublin, IRL)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 441  号： 1  ページ： 443-452  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経終末に結合するボツリヌス神経毒の細胞内蛋白質輸送経路をマウスで検討した。プロテイナーゼであるボツリヌス神経毒(BoNT_Aはニューロンにエンドサイトーシスされ,SNAP-25を分解し,神経伝達物質の放出を長期間封鎖した。ラット交感神経ニューロンの区画培養におけるこれらプロテイナーゼの分散を,BoNT_A及びBoNT_Eの集中投与後に調べた。分解した大半のSNAP-25は局所的であるが,いくつかは軸索に沿って現れ,数週間にわたり細胞体に蓄積された。BoNT_Eは酵素活性が短命のため遠位でのSNAP-25の切断は少なかった。高濃度を除いて逆行移行したBoNT_Aは細胞体への自発的,誘発的伝達を阻害しかった。これは臨床で用いた場合,直接的中枢作用の証拠が見られないことと一致する。

シソーラス用語： *ボツリヌス毒素 ,  *神経毒 ,  膜タンパク質 ,  *細胞内輸送 ,  ニューロン ,  *インターナリゼーション ,  *プロテイナーゼ ,  細胞内分布 ,  神経伝達
準シソーラス用語： SNAP25 ,  SNARE ,  *蛋白質輸送

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  微生物起原の毒性  (GZ03030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 神経伝達 ,  阻害 ,  ボツリヌス神経毒 ,  小胞 ,  ニューロン ,  移行