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J-GLOBAL ID：201202216377677765   整理番号：12A0759399

ポリスタンナン:合成,性質,そして展望

Polystannanes: Synthesis, Properties, and Outlook

著者 (4件)： TRUMMER Markus ((ETH) Zurich, Zurich, CHE) ,  CHOFFAT Fabien ((ETH) Zurich, Zurich, CHE) ,  SMITH Paul ((ETH) Zurich, Zurich, CHE) ,  CASERI Walter ((ETH) Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Macromolecular Rapid Communications  (Macromolecular Rapid Communications)
巻： 33  号： 6/7  ページ： 448-460  発行年： 2012年04月13日 
JST資料番号： D0314B  ISSN： 1022-1336  CODEN： MRCOE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリスタンナンは独特な高分子種であり,それらの主鎖は共有結合した金属原子からなっている。ポリスタンナンは高分子化学に於いて大きな関心を引きつけてきた。それらの合成,性質,加工,配向,分解,と安定化を含めた,これ等の重合体の種々の側面に関する情報を明らかにした。ポリ(ジアルキルスタナン)の紫外-可視スペクトルに於ける特性吸収極大はσ-非局在化に起因しており,ポリ(ジアリールスタナン)のそれはσ-π非局在化に起因していた。ポリ(ジオルガノスタナン)は熱安定性であり,分解が200°C以上で開始した。ポリ(ジアルキルスタナン)は室温付近で液晶挙動を示し,様々な過程で配向できて,一方ポリスタンナン主鎖の配向は,配向過程とアルキル側鎖の長さに依存していた。幾つかの配向系は明白な二色性を示した。ポリスタンナンは光の作用下で,特に溶液中に在る時,分解した。1)はじめに,2)歴史的背景,3)合成,4)性質(色と吸収極大,熱安定性,相転移),5)加工と配向,6)光に対する安定性,7)展望(高分子鎖中に染料の導入,ポリスタンナン中のラジカルの促進再結合,はしご状ポリスタンナン),8)結論。

シソーラス用語： *無機重合体 ,  *分解 ,  *配向 ,  *光化学 ,  *安定化 ,  アルキル化 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  σ軌道 ,  状態 ,  アリール化 ,  π軌道 ,  熱安定性 ,  液晶 ,  室温 ,  二色性 ,  相転移 ,  はしご状重合体
準シソーラス用語： *ポリスタンナン重合体 ,  非局在化

分類 (4件)： 無機重合体  (YH07140R) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

タイトルに関連する用語 (3件)： スタンナン ,  性質 ,  展望