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J-GLOBAL ID：201202216387995420   整理番号：12A0612523

ナノおよびミクロンサイズAl₂O₃粒子で同時強化した銅マトリックスの特性

Characteristic of copper matrix simultaneously reinforced with nano- and micro-sized Al₂O₃ particles

著者 (4件)： RAJKOVIC Viseslava ,  BOZIC Dusan ,  DEVECERSKI Aleksandar ,  JOVANOVIC Milan T.
資料名： Materials Characterization  (Materials Characterization)
巻： 67  ページ： 129-137  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： D0448C  ISSN： 1044-5803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,銅マトリックスの微細組織および特性に及ぼすナノおよびミクロンサイズのAl₂O₃粒子がマトリックス中に同時存在する効果を明らかにする事である。出発材料として,不活性ガス噴霧プレアロイ銅粉(1wt%Al)及び0.6wt%市販Al₂O₃粉末(マイクロサイズ粒子として)の混合物を用いた。銅マトリックスの強化は,遊星ボールミルで20時間まで空気中でミリング処理することにより行った。プレアロイ粉末粉砕中に,内部酸化により細分散したナノサイズAl₂O₃粒子のその場生成が起こった。これらの粒子の概略サイズは,30~60nmの範囲であった。10hミリング処理した粉末から得た成形体のミクロ硬度が,最高値を示した。10hミリング処理粉末から得た成形体の硬度は,受入れたままのミル処理しないプレアロイ粉末から得た成形体の硬度よりも3倍高かった。最大ミクロ硬度時に,ナノおよびミクロンサイズのアルミナ粒子の相乗効果の結果として,結晶粒サイズは最小値に達した。ミリング処理を10h以上延長した場合の,ミクロ硬度低下の主原因は再結晶であった。15hミリング処理後の電気伝導度増加は,ミクロ硬度低下および活性化再結晶プロセス進行の結果である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  銅 ,  *分散強化合金 ,  マトリックス【母体】 ,  *銅合金 ,  *分散強化 ,  金属組織 ,  銅粉 ,  合金粉 ,  圧粉体 ,  *アルミナ ,  微小硬さ ,  再結晶 ,  摩砕 ,  電気伝導率 ,  ボールミル ,  メカニカルアロイング ,  内部酸化 ,  分散粒子

分類 (2件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  分散冶金  (WC02040I)

タイトルに関連する用語 (5件)： ミクロンサイズ ,  Al2O3 ,  強化 ,  銅 ,  マトリックス