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J-GLOBAL ID:201202216424407348   整理番号:11A1960583

高含量分析によるMCF-7細胞に及ぼすプソイドラリン酸Bの阻害効果の機構の探究

Explore The Mechanism of Inhibitory Effects of Pseudolaric Acid Bon MCF-7 Cells by High Content Analysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号: 12  ページ: 1313-1322  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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「TuJinPi」(Pseudolarix kaemferi Gordonの根皮)の主要生物活性成分,プソイドラリン酸B(PAB)は多数のヒト腫瘍細胞系で細胞毒性を示した。高含量分析(HCA)は細胞における多重標的の定量分析に使用する蛍光顕微鏡に基づく自動化技術である。HCAは蛍光標識化細胞成分の時間的空間的動態に関する豊富な情報をもたらすことができた。ヒト乳癌MCF7細胞に及ぼすPABの阻害効果の機構を高含量分析およびフローサイトメトリにより探究した。スルホローダミンBアッセイによって示されるように,PABはMCF7細胞の増殖を用量依存的におよび時間依存的に阻害し,72hにおける50%阻害濃度(IC50)は1.80±0.33μモル/lであった。フローサイトメトリ(プロピジウムヨージド染色)により,24時間PAB処理後のG2/M期におけるMCF7細胞の比率は約93%まで増加させることができた。フローサイトメトリ(アネキシンV-FITCおよびプロピジウムヨージド染色)により,PABはMCF7細胞のアポトーシスを誘発することを示した。高含量分析により;16時間PAB処理後MCF7の有糸分裂指数は約40%増加し,サイクリンB1はアップレギュレーションされた;PABは微小管の用量依存的分解をもたらし,有糸分裂二極性紡錘体形成を阻害した;PABはミトコンドリア量の増加を誘導した;PABはMCF7細胞で有糸分裂スリッページを示すブドウ様巨大核を誘導した。これらの結果から,PABはMCF7細胞増殖を阻害し,またアポトーシスを誘発し,これらの阻害効果は微小管の分解,紡錘体異常性,有糸分裂停止およびミトコンドリア量の増加に関連する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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