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J-GLOBAL ID:201202216431923866   整理番号:12A1611943

RNA干渉によるチトクロームP450酵素系のいくつかのコンポーネントのノックダウンはフェンバレレートに対するオオタバコガ(Helicoverpa armigera)の感受性を高める

Knockdown of several components of cytochrome P450 enzyme systems by RNA interference enhances the susceptibility of Helicoverpa armigera to fenvalerate
著者 (6件):
資料名:
巻: 68  号: 11  ページ: 1501-1511  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酸化や還元による様々な化合物の代謝におけるチトクロムP450タンパク質(P450s)の役割は解明されているが,害虫のピレスロイド抵抗性における他の電子伝達成分との関係についてはよく分かっていない。これまでの研究で,ワタのオオタバコガ虫(Helicoverpa armigera Hubner)のフェンバレレート抵抗性HDFR系統におけるCYP6B7およびチトクロムb(5)(Cyt-b(5))を特徴づけ,CYP6B7 mRNAの過剰発現は抵抗性に関与しており,フェンバレレートに対する抵抗性にとって重要であることを明らかにしてきた。ここでは,CYP6B7,NADPH依存的なチトクロムP450還元酵素(CPR)およびCyt-b(5)の機能的な相互作用について,RNA干渉(RNAi)法およびフェンバレレート抵抗性レベルに関するモニタリング法を利用して検討した。CPRおよび/またCyt-b(5)とCYP6B7単独あるいはCYP6B7と同時のサイレンシングにより,フェンバレレートに対するH.armigeraの感受性が増加することが分かった。CYP6B7,CPRおよびCyt-b(5)は協同的にフェンバレレートの代謝促進に関係し,フェンバレレートに対するH.armigeraの抵抗性に重要な役割を果たしているものと考えられた。
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分類 (3件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬  ,  酵素生理 

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