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J-GLOBAL ID:201202216445353957   整理番号:12A0715371

ゼブラフィッシュ網膜の神経形成におけるミクログリアの役割

The role of microglia in the neurogenesis of zebrafish retina
著者 (6件):
資料名:
巻: 421  号:ページ: 214-220  発行年: 2012年05月04日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミクログリアは中枢神経系に存在する非神経系統由来の細胞である。ゼブラフィッシュでは初期マクロファージが卵黄嚢から脳へ,受精後26-30時間に網膜へ移動し,受精後55-60時間後にミクログリアへ形質転換する。マクロファージの中枢神経系への移動には,fms遺伝子にコードされているマクロファージコロニー刺激因子-1受容体(csf-1r)によるシグナリングが必要である。この研究において,著者らは,モルフォリノオリゴヌクレオチドでcsf-1rの標的化ノックダウンにより,マクロファージの卵黄嚢から網膜への移動を遅らせることを示し,このマクロファージ移動の遅滞により,小眼球症,網膜前駆細胞の細胞周期回避の遅滞,及び神経分化の欠如がおきる。胚がモルフォリノ依存性翻訳阻害が解除された時間を過ぎて生き残った時には,ミクログリアが網膜に再占有し,部分的に神経分化が回復する。著者らのデータは,ミクログリアが正常の網膜成長と神経形成に必要であることを実証している。この研究はゼブラフィッシュの網膜発達において,ミクログリアの神経形成の役割に新しい識見を与えるものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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視覚  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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