文献
J-GLOBAL ID:201202216460044448   整理番号:11A1274683

Thelohanellus nikolskii Achmerov,1955年(粘液胞子虫門,ツムガタムシ目)の形態学的記載と,18S rDNAから推論したThelohanellus nikolskiiの系統学的分析

MORPHOLOGICAL REDESCRIPTION OFTHELOHANELLUS NIKOLSKII ACHMEROV,1955(MYXOZOA, BIVALVULIDA) AND PHYLOGENIC ANALYSISOF THELOHANELLUS NIKOLSKIIINFERRED FROM18S RDNA
著者 (2件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 90-95  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2458A  ISSN: 1000-0739  CODEN: DFXUEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この論文において,中国本土のChongqing(重慶)地域におけるYangtze川のCyprinus carpioの鰭から採取したThelohanellus nikolskiiの中国集団に関する形態学的データを記録した。Myxosporeansは楕円形に伸長して,形態的には弁状にラフに丸い前端および後端を有し,長さ15.5±0.5(14.4~16.7)μm×幅8.7±0.6(7.3~9.6)μm×厚さ7.9±0.4(7.3~8.7)μmであった。ひとつの極嚢は,形態的に多少丸く,長さ6.5±0.4(5.5~7.4)μm×幅5.5±0.4(4.7~6.6)μmであり,6~8の折り返しをもつコイル状の有極糸を含んでいる。T.nikolskiisの中国集団について,小サブユニットリボソームDNA(SSUrDNA)を増幅して,塩基配列決定した。T.nikolskiiの中国集団は,この種のハンガリー集団と,SSUrDNAにおいて高い類似性(99%)を有している。系統発生学的に,T.nikolskiiの中国集団およびハンガリー集団の両方とも,Thelohanellus種の全体を構成するクレード内で,T.wuhanensis,T.hovorkae,およびT.kitaueiと最もよく近縁であった。これらのデータは,淡水魚類に感染する皮膚寄生虫および鰓寄生虫のほぼ全部を構成する大きなクレード内の属の非単系統性を支持する。また,ここで,組織特異性は,myxozoansの進化におけ重要な因子として論じる。その上,胞子に関する形態学的特色に従えば,T.nikolskiiおよびT.dogieliは,形態的にお互いに異なり,これらの2種は,それぞれ,正当な種である。T.nikolskiiは,Chongqing(重慶)において最初の記録である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物分類学 

前のページに戻る