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J-GLOBAL ID：201202216495308006   整理番号：12A1712388

F₄₂₀コファクターの前駆体F₀の生合成は固有の2ラジカルSAMドメイン酵素と基質としてチロシンを必要とする

Biosynthesis of F₀, Precursor of the F₄₂₀ Cofactor, Requires a Unique Two Radical-SAM Domain Enzyme and Tyrosine as Substrate

著者 (8件)： DECAMPS Laure (Inst. National de la Rech. Agronomique, Jouy-en-Josas, FRA) ,  DECAMPS Laure (AgroParisTech, Jouy-en-Josas, FRA) ,  PHILMUS Benjamin (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  BENJDIA Alhosna (Max-Planck Inst. for Medical Res., Heidelberg, DEU) ,  WHITE Robert (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia, USA) ,  BEGLEY Tadhg P. (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  BERTEAU Olivier (Inst. National de la Rech. Agronomique, Jouy-en-Josas, FRA) ,  BERTEAU Olivier (AgroParisTech, Jouy-en-Josas, FRA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 44  ページ： 18173-18176  発行年： 2012年11月07日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デアザフラビン誘導体のF₄₂₀は,エネルギー代謝に関与する酵素により,コファクターとして用いられる。F₄₂₀は古細菌と放線菌類の選択的阻害のためのターゲットである。F₄₂₀にはF₀デアザフラビン発色団があり,その生合成にはF₀シンターゼが関与する。この酵素は,放線菌類では大きなモノマーであり,古細菌とシアノバクテリアにおいては,2つのサブユニットから成る。本研究は,両タイプのF₀シンターゼの精製とin vitroにおける活性を報告する。F₀シンターゼの基質として,5-アミノ-6-リビチルアミノ-2,4(1H,3H)-ピリミジンジオン(ジアミノウラシル)とチロシンを用いることが示された。さらに,触媒反応において2つの5′-デオキシアデノシルラジカルを生成することから,F₀シンターゼは,新規のラジカルSAM酵素であることが示された。

シソーラス用語： 前駆体 ,  *補酵素 ,  *酵素 ,  ラジカル ,  *アルキル(アリール)トランスフェラーゼ ,  生合成 ,  酵素反応機構 ,  脂肪族アミン ,  スルフィド ,  プリンヌクレオシド ,  リボシド ,  リボヌクレオシド ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  アミノ酸 ,  フェノール類 ,  第一アミン
準シソーラス用語： F₀ ,  *F₀シンターゼ ,  *ラジカルSAMドメイン酵素 ,  *ラジカルSAM酵素

分類 (2件)： 補酵素  (EB09020O) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (4件)： S-アデノシルメチオニン ,  チロシン ,  補酵素F₄₂₀ ,  8-ヒドロキシ-10-[(2S,3S,4R)-2,3,4,5-テトラヒドロキシペンチル]ピリミド[4,5-b]キノリン-2,4(3H,10H)-ジオン

タイトルに関連する用語 (10件)： コファクター ,  前駆体 ,  f0 ,  生合成 ,  固有 ,  ラジカル ,  SAMドメイン ,  酵素 ,  基質 ,  チロシン