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J-GLOBAL ID:201202216505764374   整理番号:12A0900237

珪藻土助剤に匹敵するGafsa-Metlaoui盆地産の天然ポーセラナイト及びフラックス焼成したポーセラナイトの鉱物学的研究及びその特性

Mineralogical study and properties of natural and flux calcined porcelanite from Gafsa-Metlaoui basin compared to diatomaceous filtration aids
著者 (5件):
資料名:
巻: 62-63  ページ: 47-57  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チュニジアの化学グループ企業では融解イオウの精製では,French clarcelやアルジェリア産珪藻土,スペイン産真珠岩及びスペイン産珪藻土,即ち,火山ガラスの真珠岩以外は生物起源の珪藻土の焼成物などの珪質土フィルターを用いる濾過を実施している。Gafsa-Metlaoui盆地のイプレス階リン灰岩岩体中のポーセラナイト岩は生物起源で,Siに富む堆積環境中で低度の続成条件で形成されたものである。本研究では,珪藻土フィルターに匹敵する物理的-化学的特性を持つ焼成珪質材料を得る目的で,これらのポーセラナイト岩の熱処理について調査を行った。本研究で使用したポーセラナイト試料は,イプレス階ポーセラナイト層が10mの厚みで存在するMides CPGトレンチから産するものである。フラックス焼成ポーセラナイトは,原料ポーセラナイトを5%Na2CO3フラックスと共に400,800及び1000°Cに加熱して得られた。Gafsa-Metlaoui盆地産の原料ポーセラナイトはSiO2濃度が高く,通常の濾過助剤と同じである。天然のポーセラナイトはオパールCTが主成分で,微量の粘土鉱物(スメクタイト,パリゴルスカイト及びセピオライト),ハイドロキシアパタイト,石英,方解石及び赤鉄鉱から成る。800°Cまでの加熱の間,オパールCTは漸進的にオパールCに転換する。1000°Cに到達以降は,焼成ポーセラナイト試料はスペイン産及びフランス産の珪藻土原材料から得られる焼成工業製品と同じ特性になった。この結果,オパールCTの短範囲秩序は,クリストバライト様構造の形成によって著しく増加する。800°Cまでの温度でポーセラナイト岩を熱処理すると,比表面積が減少し,焼成工業用濾過助剤に匹敵する値にまで焼成ポーセラナイト試料の透過係数が増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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堆積岩  ,  ろ過,遠心分離 

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