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J-GLOBAL ID：201202216510228570   整理番号：12A1603592

固体NMRにおけるマイクロコイルおよびマイクロ試料

Microcoils and microsamples in solid-state NMR

著者 (1件)： TAKEDA Kazuyuki (Div. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., 606-8502 Kyoto, JPN)
資料名： Solid State Nuclear Magnetic Resonance  (Solid State Nuclear Magnetic Resonance)
巻： 47-48  ページ： 1-9  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W0483A  ISSN： 0926-2040  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロコイルに関する最近の報告をレビューした。レビューの最初部分は,試料およびコイルの幾何学的配置がNMR信号強度へどの様に影響を及ぼすのかの議論を含んだ。コイルサイズが減少するに連れ信号強度が増大する既知の結果の導出に加えて,小さなコイルが利用できない場合に磁気的に不活性な物質での小さい試料の希釈がより良い感度を生じるという予測を与えた。レビューの第2の部分は,固体NMRへ特異的な問題に焦点を合わせた。それらは,マイクロコイルを用いたマジック角スピニング(MAS)の実現およびマイクロコイルを用いるだけで実現可能なその様な強いパルスの利用を含んだ。マイクロコイルMASのための2つの戦略,ピギーバック法およびマジック角コイルスピニング(MACS)をレビューした。さらに,小-体積試料の固体NMRに関連して,平坦なディスク-形状試料のMASを議論した。Bloch-Siegert効果,分光計の最小時間分解能,およびパルス過渡的効果に関する新しい挑戦によって,広い線スペクトル励起,多重量子MAS(MQMAS),およびダイポールディカップリング実験において利用されている強いRF照射を伴った。後者の問題への可能な解法のために,パルス過渡現象の積極的な補償に関する最近の報告を紹介した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  *コイル状体 ,  依存性 ,  MASNMR ,  スペクトルシフト ,  過渡現象
準シソーラス用語： *固体NMR ,  *マイクロコイル ,  サイズ依存性 ,  Bloch-Siegertシフト ,  MQMAS

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 固体NMR ,  マイクロコイル ,  試料