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J-GLOBAL ID：201202216541158316   整理番号：12A1510260

時を通して温度を辿る生物多様性

Biodiversity tracks temperature over time

著者 (4件)： MAYHEW Peter J. (Univ. York, York, GBR) ,  BELL Mark A. (Univ. Glasgow, Glasgow, GBR) ,  BENTON Timothy G. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  MCGOWAN Alistair J. (Univ. Glasgow, Glasgow, GBR)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 38  ページ： 15141-15145  発行年： 2012年09月18日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 顕生代を通して温暖期に生物多様性が増加するという仮説に対し,逆傾向の報告もある。この仮説を検証するために,熱帯域の海生無脊椎動物化石について,データベースを基に検討した。解析・解釈に際して,浅海水温と大気二酸化炭素は,全体傾向を除いた1000万年間隔のデータを用いた。生物出現・消滅については,属レベルのデータベースを用い,見かけの出現・消滅を修正する標準化した再抽出データで行った。温度と大進化は,1億4千万年周期が明瞭であり,出現は温度と良い相関を持ち,消滅は1千万年の時間遅れを持って相関する。逆傾向の見解はデータの取得方法により生じた誤った結果である。生物多様性と温度に対し,地球規模での大進化と生態型は収斂していることを示す。

シソーラス用語： *生物多様性 ,  *顕生代 ,  *生物進化 ,  生物絶滅 ,  *気候変動 ,  海水温 ,  二酸化炭素 ,  海洋生物 ,  無脊椎動物 ,  大気中
準シソーラス用語： 大量絶滅

分類 (2件)： 古動植物全般  (DE03050N) ,  層位学,地史学,古地理学一般  (DE02010O)

タイトルに関連する用語 (2件)： 時 ,  生物多様性