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J-GLOBAL ID:201202216588963420   整理番号:12A0901153

BaTiO3およびBaSO4中のBaの5d状態のプロービング:Ba-L3端における共鳴X線放射研究

Probing the Ba 5d states in BaTiO3 and BaSO4: A resonant x-ray emission study at the Ba-L3 edge
著者 (13件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1106-1110  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0202A  ISSN: 0022-3697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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強誘電性チタン酸バリウムBaTiO3の5d状態を,2つのバルク敏感分光プローブである,共鳴X線放射分光(RXES)およびBa-L3端における部分蛍光モードX線吸収分光(PFY-XAS)を用いて直接にプローブした。結果は,強誘電体ではない硫酸バリウムBaSO4のそれと比較した。RXESスペクトルは両化合物におけるBaの5d状態の局所的特性評価を指示するのに対し,2pから5dへの双極子遷移に対応するPFY-XASスペクトルの主ピークは,BaTiO3に対しては,BaSO4に対してより顕著に広いことが見出された。バンド構造計算に基づき,この広化は強誘電体中の非占有Baの5dとOの2pの強い配位混合に帰せられた。これは,Ba2+及びO2-イオンの伝導状態間の混成を示唆し,そしてTi4+やO2-がBaTiO3の電子構造に中心的役割を演ずるのみならず,間接的にはこの材料の強誘電性誘起と相関することを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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X線スペクトル一般  ,  絶縁体結晶の電子構造  ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性 
タイトルに関連する用語 (6件):
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