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J-GLOBAL ID:201202216593810402   整理番号:12A0677284

普通及びデューラムコムギにおける成熟粒アリューロン層のプロテオミクス分析

Proteomic analysis of the mature kernel aleurone layer in common and durum wheat
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 323-330  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アリューロン層(AL)はコムギふすまと共に穀粒から分離される内部組織の一つである。それはコムギ粒中の潜在的栄養的価値があるビタミン,ミネラル及び抗酸化剤の主要源である。コムギの2つの主要な種であるTriticum aestivum(ABD)とTriticum durum(AB)のそれぞれ3品種のALを手で切り裂き,2次元ゲルベースプロテオミクスを用いて分析した。ABDとABゲノムの試料のAL中に全部で1258と1109のクマシで着色したスポットを検出した。完全に殺菌剤で保護して2つの異なる年に栽培した2品種(T.aestivum Chinese SpringとT.durum Bidi17)では,スポットの定量的及び定性的(存在するか,しないか)な差は認められず,ALプロテオームが強く遺伝的に制御されていることを示唆した。種内及び種間の比較をすると全部で339の重要なAL蛋白質スポットが明らかになった。これらのスポットの中で,30.8%はT.aestivum品種内で,56.5%はT.durum品種内で異なったが,12.7%だけが2つの種間で異なった。MALDI-TOFとLC-MS/MSを用いて同定した142のAL蛋白質の中で,57%がグロブリンタイプの貯蔵蛋白質(Glo-3,Glo-3B,Glo-3C,Glo-2)で,16.2%が炭水化物代謝に関与し,17.6%が防御とストレス経路にあった。ALプロテオーム中のこれらの変動を論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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穀類とその製品一般 
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