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J-GLOBAL ID:201202216614398876   整理番号:11A1549702

K562/A02細胞系の多剤耐性の反転に及ぼすイマチニブと5-ブロモテトランドリンの作用

Effects of imatinib and 5-bromotetrandrine on the reversal of multidrug resistance of the K562/A02 cell line
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 591-595  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景と目的】研究は,5-ブロモテトランドリン(BrTet)が多剤耐性(MDR)を効果的に逆転させることができることを示した。イマチニブは,細胞増殖において重要な役割を果たす。本研究は,腫瘍細胞のMDRの逆転へのイマチニブとBrTetの併用の有効性とその機序を調査した。【方法】細胞毒性をMTT分析によって評価した。K562/A02細胞のアポトーシスをフローサイトメトリによって分析した。mdrl mRNAとP-糖蛋白質(P-gp)発現を逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)とウエスタンブロット分析を使用して検出した。【結果】0.0625μmol/Lイマチニブ,0.5μmol/L BrTet,または両方による48時間の処置の後,K562/A02細胞でのダウノルビシン(DNR)の50%抑制濃度(IC_(50))は,それぞれ5.69mg/L,5.41mg/Lと2.19mg/Lであった。K562/A02細胞でのmdrl mRNA発現のグレイスケール値は,それぞれ0.65±0.02,0.64±0.01と0.25±0.03であった。P-gp発現濃度は,それぞれ0.74±0.02,0.52±0.02と0.29±0.02であった。全ては,イマチニブとBrTetの両方で処置されたK562/A02細胞で,イマチニブおよびBrTet単独で処置された細胞と比較して有意に減少した(P<0.05)。K562/A02細胞のアポトーシス率は,DNR,イマチニブ,またはBrTetで処置された後に有意差なしで増加して(P>0.05),イマチニブ,BrTet,または両方と併用されたDNRで処置された後に有意に増加した(P<0.05)。【結論】K562/A02細胞のMDRはイマチニブまたはBrTetによって部分的に逆転する可能性があって,その機序はK562/A02細胞でのmdrl mRNAとP-gp発現の下方制御とアポトーシスの率の上方制御に関連がある可能性がある。BrTetと併用されたイマチニブは,K562/A02細胞への相乗効果を示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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