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J-GLOBAL ID：201202216622919770   整理番号：12A0423901

無脊椎動物である脊索動物ナメクジウオにおける脊椎動物様の再生

Vertebrate-like regeneration in the invertebrate chordate amphioxus

著者 (5件)： SOMORJAI Ildiko M. L. (Univ. Pierre et Marie Curie Paris VI, Banyus-sur-Mer, FRA) ,  SOMORJAI Ildiko M. L. (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  SOMORJAI Rajmund L. (National Res. Council of Canada, MB, CAN) ,  GARCIA-FERNANDEZ Jordi (Univ. Barcelona, Barcelona, ESP) ,  ESCRIVA Hector (Univ. Pierre et Marie Curie Paris VI, Banyus-sur-Mer, FRA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 2  ページ： 517-522  発行年： 2012年01月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ある種の動物は再生能を有するが,他の種は有しない。脊索動物であるナメクジウオは再生の進化の位置付けの上で特殊な位置を占めている。本研究で,ヨーロッパのナメクジウオ種であるBranchiostoma lanceolatumが高い再生能を有することを報告した。成体は前部および後部の双方を再生し,それには神経管,脊索,鰭,筋肉を含んだ。尾部再生プロファイルに基づく発生クラス分類によれば,幼齢および老齢成体がそれら自身のクラスに>94%の精度をもって帰属されることが予測された。本過程は,分化特性の消失,msx発現性芽体形成,神経形成が関与した。さらに,再生は衛星細胞様のPax3/7前駆細胞の活性化に関連した。活性化程度はサイズや年齢と共に減衰した。本知見は,脊椎動物における再生機構の進化や多様性を理解する手助けとなる。

シソーラス用語： *原索動物 ,  *再生 ,  神経管 ,  胚的器官 ,  鰭 ,  筋肉 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  生物進化 ,  年齢差 ,  成体
準シソーラス用語： *Branchiostoma lanceolatum ,  Pax3 ,  Pax7 ,  ナメクジウオ ,  芽体 ,  脊索

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 無脊椎動物 ,  脊索 ,  動物 ,  ナメクジウオ ,  脊椎動物