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J-GLOBAL ID：201202216717765206   整理番号：12A0620424

ニッケルビス(ジチオレン)錯体に対するアルケンの付加機構 還元金属錯体の役割

The Mechanism of Alkene Addition to a Nickel Bis(dithiolene) Complex: The Role of the Reduced Metal Complex

著者 (8件)： DANG Li (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  SHIBL Mohamed F. (Texas A&M Univ. at Qatar, Doha, QAT) ,  YANG Xinzheng (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  ALAK Aiman (Univ. Toronto Mississauga, Ontario, CAN) ,  HARRISON Daniel J. (Univ. Toronto Mississauga, Ontario, CAN) ,  FEKL Ulrich (Univ. Toronto Mississauga, Ontario, CAN) ,  BROTHERS Edward N. (Texas A&M Univ. at Qatar, Doha, QAT) ,  HALL Michael B. (Texas A&M Univ., Texas, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 10  ページ： 4481-4484  発行年： 2012年03月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニッケルビス(ジチオレン)錯体[Ni(tfd)₂](A),tfd=S₂C₂(CF₃)₂とアルケンの反応を検討した。少量のA^-(還元錯体)が共存する場合には配位子間アルケン挿入によりスルフィド結合が生成した。A^-が存在しない場合には一個の配位子に対するアルケンの付加環化によりジヒドロジチインおよび金属錯体の分解物が生成した。反応速度解析および密度汎関数法計算により反応機構を検討した。アニオンが二核錯体を生成してアルケンの配位子間挿入を促進すると推定した。

シソーラス用語： *ニッケル錯体 ,  *ジチオレン錯体 ,  アニオン ,  *アルケン ,  *挿入反応 ,  スルフィド ,  環状付加 ,  反応速度 ,  密度汎関数法 ,  反応機構 ,  二核錯体 ,  エネルギー準位 ,  反応中間体 ,  反応生成物

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I) ,  ジオキサン,オキサチアン,ジチアン  (CF07099G)

物質索引 (5件)： 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2,3-ブタンジチオン ,  3,3′-(エチレンジチオ)ビス[(Z)-1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテン-2-チオール] ,  3,3′-(1,2-ヘキサンジイルビスチオ)ビス[(Z)-1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロ-2-ブテン-2-チオール] ,  2,3-ビス(トリフルオロメチル)-2,3-ジデヒドロ-1,4-ジチアン ,  2,3-ビス(トリフルオロメチル)-6-ブチル-2,3-ジデヒドロ-1,4-ジチアン

タイトルに関連する用語 (7件)： ニッケル ,  ビス ,  錯体 ,  アルケン ,  還元 ,  金属錯体 ,  役割