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J-GLOBAL ID:201202216762681811   整理番号:12A0538973

北海における石油生産採掘台からの廃液中のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤

Acetylcholine esterase inhibitors in effluents from oil production platforms in the North Sea
著者 (2件):
資料名:
巻: 112-113  ページ: 92-98  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アセチルコリンエステラーゼ(AChE)活性の阻害は,有機リン酸塩のような神経毒性化合物曝露についての生物標識であり,いくつかの農薬の毒性と深く関連がある。本研究において,北海のノルウェー区域における石油及びガス生産採掘台からの生産水(生じた水)の有機物抽出物のAChE阻害の潜在能をElectrophorus electricus(L.)の発電器官から精製した市販AChEに基づいたin vitro生物検定法において調べた。本研究の結果は,生じた水がAChE阻害物質とAChE酵素活性刺激物質の両方を含んでいることを示した。AChE阻害は,生じた水の油/粒子画分中の未同定の芳香族化合物により主として起こり,一方,AChE活性の見かけの刺激は,生じた水の水溶性及び油/粒子画分の両画分中の極性化合物により起こった。生じた水からの抽出物の固定濃度で実施した基質飽和実験から,阻害は非破壊的及び競合的に起こることを確認した。AChE阻害剤の濃度(7.9~453ngパラオキソン当量/L,2.2~178ngジクロルボス当量/L)は,多くの場合,バックグラウンドレベルよりも数桁高いことが分かった。これらの知見は,生じた水が潜在的に神経毒性物質を含有していることを示しており,さらなる魚を用いた実験室実験あるいは石油生産施設の付近における野外実験が強く求められていることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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化学物質の毒性一般  ,  採油,採ガス一般 
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