文献

J-GLOBAL ID：201202216771904700   整理番号：12A1099549

FA混合コンクリートの技術動向 中国地方におけるフライアッシュの生コンクリートへの有効利用の動向

著者 (1件)： 斉藤直 (エネルギア・エコ・マテリア)
資料名： 月刊コンクリートテクノ  (Concrete Technology)
巻： 31  号： 8  ページ： 99-104  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： L0696A  ISSN： 1346-1826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国地方では,年間90~100万トンの石炭灰が発生し,中国地方の生コンクリートの混和材としてのフライアッシュの活用が取り組まれている。その品質は,発電所と一体となった運用により選別保管することで,確保されるようになっている。またフライアッシュを使った生コンクリートの性能評価としては,減水効果・混和剤の低減効果を始めとする各種性能確認を踏まえ,フライアッシュをセメントの内割混和した生コンクリートが,平成20年からJIS製品として出荷されている。JCI中国支部では,未利用資源の活用等の観点から,平成21年8月に「フライアッシュのレディーミクストコンクリートへの利用調査研究委員会」が設立され,指針の形での報告書が取りまとめられた。中国地方のフライアッシュを混和したコンクリート利用に関わる施工者からの技術提案としては,土木用では温度ひび割れ抑制が最も多く,建築用では材料分離抵抗性の付与としての利用が多い。

シソーラス用語： *フライアッシュ ,  *コンクリート ,  中国地方 ,  *レディミクストコンクリート ,  石炭灰 ,  品質検査 ,  単位水量 ,  色素還元試験 ,  AE剤 ,  ブリージング ,  凝結 ,  強度発現 ,  乾燥収縮 ,  *性能評価 ,  実証実験 ,  ワーカビリティ ,  昇温
準シソーラス用語： メチレンブルー還元試験 ,  断熱温度上昇

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (9件)： FA ,  コンクリート ,  技術動向 ,  中国 ,  地方 ,  フライアッシュ ,  生コンクリート ,  有効利用 ,  動向