抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウニStrongylocentrotus purpuratusのglial cells missing(gcm)調節遺伝子は,骨格形成中胚葉前駆体からの後期卵割期のDelta-Notchシグナリングのゲノム標的として,veg2娘細胞で最初に発現する。Gcmは色素細胞前駆体の特定化の初期段階に関し,後期卵割の間のveg2子孫で必要である。ここでは,初期間充織胞胚期までのgcmの発現制御を引き受け,色素細胞の分化と分散を通じてそれを維持する,後期に作用するシス調節モジュールについて報告する。シス攪乱分析は,後期モジュール内の2つの非常に重要な要素が,GcmおよびSix1結合部位に一致するコンセンサス配列であることを明らかにする。著しいことに,six1 mRNAは間充織胞胚期以降gcm+細胞に局在する。アンチセンスモルフォリノによるトランス攪乱は,six1およびgcmの間の共依存性を明らかにする。six1 mRNAのレベルはGcmの涸渇後,急激に減少する一方,Six1の涸渇は内胚葉gcmまたはモジュラー-レポーターの出力の有意な減少に繋がる。これらの結果は,gcmとsix1が中胚葉GRNにおける正の遺伝子間フィードバックループを成すという結論を支持する。交差調節GRNの特徴をしばしば利用したこのことは,比較的初期の発生段階における完全に特定化された色素細胞前駆体のコホートにおける自律的gcm出力をここで確実にする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.