抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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駅では,券売機にてスムースに切符を購入できない旅客もいる。また,眼の不自由な旅客がタッチパネル式の券売機を操作することは容易ではないといわれる。一方,世間では音声認識技術を活用した会話のできる機械の開発が進んでいるが,不特定多数の人が利用する駅環境下での音声認識技術の実用性が検証されていない。そこで,平成22年度より音声認識を導入した装置の試作を行い,フィールド試験,改良等の開発を継続的に実施した。その上で鶴橋駅で試行した結果,装置の精度である音声認識率については78%,必要な運賃情報を得ることができた旅客の割合は91%となった。試行機の1日当たりの利用人数は26人で,煩雑であった運賃の案内についてサービスの向上が図れたと考えられる。