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J-GLOBAL ID：201202216862059247   整理番号：12A1257912

超蓄積植物Astragalus bisulcatusおよび関連する生態学的パートナー類におけるセレンの分布と種類の分化

Selenium Distribution and Speciation in the Hyperaccumulator Astragalus bisulcatus and Associated Ecological Partners

著者 (11件)： VALDEZ BARILLAS Jose R. (Colorado State Univ., Colorado) ,  VALDEZ BARILLAS Jose R. (Texas A&M Univ., Texas) ,  QUINN Colin F. (Colorado State Univ., Colorado) ,  FREEMAN John L. (California State Univ., California) ,  LINDBLOM Stormy D. (Colorado State Univ., Colorado) ,  FAKRA Sirine C. (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  MARCUS Matthew A. (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  GILLIGAN Todd M. (Colorado State Univ., Colorado) ,  ALFORD Elan R. (Colorado State Univ., Colorado) ,  WANGELINE Ami L. (Laramie County Community Coll., Wyoming) ,  PILON-SMITS Elizabeth A. H. (Colorado State Univ., Colorado)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 159  号： 4  ページ： 1834-1844  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物のセレン(Se)超蓄積は進化的適応の一つである。植物のSe超蓄積が生態学的相互作用にどのように影響するか,また関連するパートナーが影響するかについて調べた。Seを含む天然の生息場所においてSe超蓄積植物Astragalus bisulcatusを収集し,X線蛍光マッピングとX線吸収近接端構造分光法を用いて,すべての器官および関係する共生生物/植食性動物におけるSeの分布と種類の分化について特性づけを行った。Seは主として有機C-Se-C化合物としてすべての器官に高濃度で存在した。根粒,根および茎においては微生物活性のためにSeの34%までが元素Seとして検出され,窒素固定共生生物に加えて,植物は元素Seを生成する内部寄生菌を持っていた。蛾の成/幼虫やハチ類はすべて主としてC-Se-C化合物を蓄積していた。超蓄積植物は種々のSe耐性な生態学的パートナーと関係して生活していることがわかった。これらのパートナーの中では,特に内部共生微生物が超蓄積植物におけるSeの種類の分化に影響していると思われた。

シソーラス用語： *セレン ,  *ゲンゲ属 ,  *生体内蓄積 ,  *相互作用 ,  *生態学 ,  窒素固定 ,  共生 ,  動物 ,  内部共生 ,  草食動物
準シソーラス用語： *Astragalus bisulcatus ,  植食動物 ,  *生態学的相互作用 ,  超蓄積

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (8件)： 蓄積 ,  植物 ,  Astragalus ,  生態 ,  パートナー ,  セレン ,  分布 ,  分化