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J-GLOBAL ID：201202216956962552   整理番号：12A1389506

無線LAN環境特異点に基づくゲート通過検出手法

著者 (2件)： 梶克彦 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  河口信夫 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2012  号： 1  ページ： ROMBUNNO.2B-3  発行年： 2012年06月27日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,ユーザがスマートフォンを携帯して屋内を歩行する状況を想定し,無線LANと加速度センサの情報を併用したドア通過検出手法を提案する。ドアは物理的に通路や部屋を区切る構造物であり,無線LANの電波はドアによって減衰または遮断される。よって,ドアの前後において電波環境が大きく異なる。我々はこのような地点を無線LAN環境特異点と定義し,無線LAN距離関数から導かれる移動距離と加速度データから推定される移動距離を用いて特異点検出を行う。特異点が検出された区間をゲート通過区間であるとみなす。実環境においてゲート通過検出手法の評価実験を実施し,半数以上のドア通過を検出可能であることを確認した。また,同一ドアの通過推定に関しては,特定のドアに限り90%を超える高い精度での推定が可能であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *検出 ,  無線LAN ,  *携帯端末 ,  *位置測定 ,  *スマートフォン
準シソーラス用語： *通過検出

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  電子航法一般  (ND14010O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無線LAN ,  環境 ,  特異点 ,  ゲート ,  通過検出 ,  手法