文献
J-GLOBAL ID:201202216960576225   整理番号:12A1093463

CdSe量子ドットと官能化染料分子のナノ集合体の形成原理と配位子動力学

Formation Principles and Ligand Dynamics of Nanoassemblies of CdSe Quantum Dots and Functionalised Dye Molecules
著者 (15件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 959-972  発行年: 2012年03月19日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
係留性meso-ピリジル置換基を介してCdSe量子ドット(QDs)に付着したポルフィリンなどの官能性染料分子は準安定ナノ集合体を形成し,Foerster共鳴エネルギー移動(FRET)と量子閉じ込め条件下の無放射表面状態形成(非FRET)の両方により光ルミネセンス(PL)の消光をもたらす。集合体形成は配位子動力学の競合によるもので,少なくとも2つの時間スケールで起こる。1)速い方は60sで空の結合部位の飽和と2)遅い600s以上のものはトリ-n-オクチルホスフィンオキシド(TOPO)配位殻の再構成による。最終的にはTOPOはポルフィリン染料分子でほぼ完全に交換される。Stern-Volmer解析によりPL消光と集合体形成の微視的モデルを確立し,それによりQDsとピリジル官能化染料分子の集合体形成の平衡定数をK=105~107M-1と決定した。これはTOPOのものより数桁大きい。これらの結果は非FRETのPL消光過程に関する追加的知見をもたらし,QD表面が付着や脱離を伴う過程に関して不均一であることを示す。NMRなど他の方法と比較してこの方法はQDsに対する染料分子の比率が非常に小さい条件で配位子動力学を研究できる利点がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  原子・分子のクラスタ  ,  半導体のルミネセンス 

前のページに戻る