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J-GLOBAL ID：201202217025904911   整理番号：12A0676253

様々な範囲の環境および人のエンドポイントに対するオイルサンドプロセスに影響された水に存在するナフテン酸の毒性予測

Predicted toxicity of naphthenic acids present in oil sands process-affected waters to a range of environmental and human endpoints

著者 (5件)： SCARLETT Alan G. ,  WEST Charles E. ,  JONES David ,  GALLOWAY Tamara S. ,  ROWLAND Steven J.
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 425  ページ： 119-127  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナフテン酸(NAs)はオイルサンドプロセスに影響された水(OSPW)の主要な有害成分であると考えられ,また産業プロセスに対して広く使用されている。ADMET予測ソフトウェアを使用し様々な範囲の環境および人の毒性関連エンドポイントに対して,6種類のアルキルフェノールと共に以前同定されたNAs(全部で54)の効果をモデル化した。モデルに加えて,7種類の三環式ダイヤモンドイド酸に対して実験的CALUX試験を実施した。モデル化された大部分のNAsは,モデル化された3種類の水生動物種に対して半数致死濃度(LC₅₀)>100μMをもつと予測される。単一芳香環を含む多環式酸はLC₅₀sが通常約1μMのファットヘッドミノーにとって最も有毒であることが予測される。また,これらの化合物のいくつかは最も発癌性がある(ラットとマウスのモデルに基づいて)と予測され,人のエストロゲン活性およびアンドロゲン活性および潜在的に分裂した生殖プロセスを所有する。また,いくつかの脂肪族五環式酸はアンドロゲン活性を示すことが予測される。試験された化合物間で他に類を見ないほどチトクロームP450酵素 CYP3A4に対する基質として作用する。三環式酸に関するモデルの予測と一致して,エストロゲン活性あるいはアンドロゲン活性はER/AR CALUXによって検出されなかった。予測のさらなる実験的検証が今モデルによって光を当てられた化合物(すなわち,たぶん多環式単環芳香族酸および脂肪族五環式酸に対して優先的に焦点が合わせられるべきである)に対して実施された。正確であることが示されれば,その時これらの化合物は毒性削減改善努力を目標にすることができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オイルサンド ,  *ナフテン酸 ,  シクロアルカン ,  架橋化合物 ,  致死量 ,  濃度 ,  チトクロームP450 ,  石油 ,  酵素 ,  *毒性 ,  ソフトウェア ,  *モデリング
準シソーラス用語： *エンドポイント ,  ダイヤモンドイド ,  *モデル化 ,  肝臓酵素 ,  内分泌撹乱 ,  半数致死濃度

分類 (3件)： 廃水処理  (UA07132P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 環境 ,  人 ,  ポイント ,  オイルサンド ,  プロセス ,  水 ,  ナフテン酸 ,  毒性 ,  予測