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J-GLOBAL ID:201202217037371820   整理番号:12A0363934

抗生物質テルモルビンはリボソームのサブユニット間架橋B2aに結合することにより蛋白質合成を阻害する

The Antibiotic Thermorubin Inhibits Protein Synthesis by Binding to Inter-Subunit Bridge B2a of the Ribosome
著者 (3件):
資料名:
巻: 416  号:ページ: 571-578  発行年: 2012年03月02日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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テルモルビンとThermus thermophilus由来の70Sリボソーム間の複合体の構造は,テルモルビンが他の既知のリボソーム阻害剤とは異なる方法でリボソームと相互作用することを示した。テルモルビンはサブユニット間架橋B2aによって形成される小と大サブユニット間のインターフェイスに結合する。リボソームのこの領域は翻訳開始に役割を演ずることが知られていて,テルモルビンが蛋白質合成の開始段階を阻害することを示唆している証拠とこの知見は一致する。テルモビンの結合は,23S rRNAのヘリックス69上の2つの塩基の再配置を誘導し,この再配置がA部位tRNAの結合を阻止すると思われる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗細菌薬の基礎研究 
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