抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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個別タイプの空調機(空冷ヒートポンプパッケージ型)は駅区所など多くの箇所に設置されているが,屋外機は設置場所の制約が多く,駅舎の片隅など換気条件が悪く綿埃が溜まりやすい場所に設置されることが多く,これらが故障原因の一つに挙げられる。そこで,故障低減を目的として,屋外機に綿埃が堆積し難い対策や簡単に除去できる方法についての取組みを行ったので紹介した。1)屋外機のフィンに綿埃が堆積する様子の観察から,屋外機を床面より上部に設置することで付着を軽減できる。2)屋外機のファンを定期的に逆回転させることによる付着軽減効果は一定以上の風量が必要(単に逆回転では順方向の13%程度の風量しか得られない)。3)綿埃を除去する方法として,ブラシやエアー,洗浄水による除去,いずれも有効であるが,それぞれに合ったブラシや可動方法,エアー,洗浄水では圧縮装置の用意など,課題があることが分かった。