抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非在来型資源に関して石油系では重質油,ビチューメン,オイルシェール,タイトオイル,また,天然ガス系ではタイトサンドガス,シェールガス,炭層メタンガスをとりあげた。1)石油系非在来型資源;在来型資源に匹敵する資源量(可採埋蔵量)を有している。重質油・ビチューメンはカナダのアルバータ州に巨大な埋蔵量の資源がある。また,オリノコ超重質油はベネゼーラ東部の東ベネゼーラ堆積盆地,オイルシェールは米国ロッキー山脈地域に良好な鉱床があり,グリンリバー鉱床に注目が集まっている。タイトオイルシェールは米国ノースダコタ州からカナダに広がるデポン系Bakken層,ロシア西シベリアのBazhenov層が産油量が大きい。2)非在来型天然ガス;シェールガスは米国の水平坑井掘削,多段階水圧破砕の開発により,「シェールガス革命」といわれるブームを引き起こした。生産地は広く埋蔵量も大きい。炭層メタンガスは,旧ソ連,アジア大洋州,北米に鉱床がある。今後,さらに商業化がすすめられてゆく。