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J-GLOBAL ID:201202217111970153   整理番号:12A1396693

二炭素ステッチ戦略による二種のアルデヒドからの(E)-配置1,2-二置換プロペンの立体選択的製法:18,21-ジイソプロピル-ゲルダナマイシンヒドロキノンおよびそのC7エピマーの合成

Stereoselective Preparation of (E)-Configured 1,2-Disubstituted Propenes from Two Aldehydes by a Two-Carbon Stitching Strategy: Convergent Synthesis of 18,21-Diisopropyl-Geldanamycin Hydroquinone and Its C7 Epimer
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巻: 18  号: 33  ページ: 10382-10392  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ゲルダナマイシン全合成へのアプローチとして,その1-7位相当の前駆体アルデヒドと,9-21位相当の前駆体アルデヒドの二つのビルディングブロックから,ゲルダナマイシンヒドロキノン保護体の誘導に成功したことを報告する。これらの前駆体はゲルダナマイシン7位および9位相当位がそれぞれホルミル基であり,前者のホルミル基をいったん増炭(8位炭素および8-メチル基相当の2炭素)してα-ブロモエチルケトンに導いた後,後者のホルミル基と立体選択的に縮合させて(E)-配置のα,β-不飽和ケトンを生成する過程が鍵工程であった。このケトンのカルボニル炭素はゲルダナマイシンの7位に相当し,還元条件すなわちオキサザボロリジンとL-セレクトライドの使い分けによって,それぞれ天然型7S体と非天然型7R体に導くことができた。続いて官能基変換を経て,22位窒素原子を導入後,全体を閉環して所期のゲルダナマイシン保護体に至った。最終的な脱保護は達成できなかったが,8-9位二炭素間を最初に繋ぐという戦略の有用性が実証できた。
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分類 (2件):
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有機化学反応一般  ,  抗生物質一般 
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