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J-GLOBAL ID：201202217116925350   整理番号：12A0442018

金属ゲルにおける近赤外域での不斉光学効果

Near-infrared chiro-optical effects in metallogels

著者 (6件)： DEBNATH Sisir (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  BERGAMINI Jean-Francois (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  ARTZNER Franck (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  MERIADEC Cristelle (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  CAMEREL Franck (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  FOURMIGUE Marc (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 17  ページ： 2283-2285  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小さな分子量でゲル化し,自己組織化によってできる超分子は,反応媒体,無機材料の鋳型分子,光捕獲システム,センサー,生化学などの分野で魅力的な物質である。ここでは巧妙に,合理的に分子設計を行い,合成を行った。この材料の不斉光学特性は近赤外に達し,生化学センサー,光通信,データ貯蔵などの用途が期待できる。コレステロールフラグメントとニッケル-ビス(ジチオレン)を炭化水素(炭素数2,6,11)で結合した化合物をNiC_n(n=2,6,11)として合成した。このうちNiC₂が最もゲル化能力に優れていた。ゲルは自己組織化で1Dら線となり,次いでひねった束の2次構造に成長した。900nmを中心とする強い近赤外吸収を示し,強固なゲルを形成した。また,700から1100nmで不斉光学特性をもっている。

シソーラス用語： 分子設計 ,  *光学異性 ,  ジチオレン錯体 ,  ゲル化 ,  自己組織化 ,  *近赤外線 ,  *ゲル ,  *金属 ,  ニッケル錯体 ,  原子間力顕微鏡 ,  ステロール ,  脂環式アルコール

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (4件)： コレステロール ,  3β,3′β-(1,2-ジメルカプトエテン-1,2-ジイル)ビス(1,4-フェニレンオキシエチレンオキシカルボニルオキシ)ビス(コレスタ-5-エン) ,  3β,3′β-(1,2-ジメルカプトエテン-1,2-ジイル)ビス(1,4-フェニレンオキシヘキサメチレンオキシカルボニルオキシ)ビス(コレスタ-5-エン) ,  3β,3′β-(1,2-ジメルカプトエテン-1,2-ジイル)ビス[1,4-フェニレンオキシ(ウンデカン-1,11-ジイル)オキシカルボニルオキシ]ビス(コレスタ-5-エン)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゲル ,  近赤外 ,  光学