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J-GLOBAL ID:201202217137338501   整理番号:12A1164698

ジエチルシランによる二級アミドの二級アミンおよびイミンへのイリジウム触媒による還元

Iridium-Catalyzed Reduction of Secondary Amides to Secondary Amines and Imines by Diethylsilane
著者 (2件):
資料名:
巻: 134  号: 28  ページ: 11304-11307  発行年: 2012年07月18日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二級アミドをジエチルシランで還元してイミン,さらに二級アミンに変換する際に有効な触媒[Ir(COE)2Cl]2を報告した。典型的反応条件は過剰(4当量)のジエチルシランと0.5mol%の触媒を用いて室温あるいは80°Cで1~50時間で,溶媒としてベンゼン,塩化メチレン,THFが使用可能であるがむしろ無溶媒での反応が好適であり収率は極めて良好であった。反応基質のジエチルシランへの溶解度が低い場合も,生成するイミンの溶解度は良好であるため実用上の妨げにはならないことは本法の長所である。反応はステップワイズに進行し,まずイミン体を経由してN-(ジエチルシリル)アミンが生成し,ついで酸性ワークアップによって二級アミンに至る。還元剤を2当量に押さえて反応を行うと初段生成物であるイミン体を単離することができる。触媒としては,[Ir(COD)Cl]2と[Ir(COD)(OMe)]2もほぼ遜色のない収率で還元反応を進行させるが,[Rh(COE)2Cl]2は格段に劣る結果であった。また還元剤をモノエチルシランやTMDSに変えると所期の還元生成物は得られなかった。本法は触媒の調製が容易である上,反応条件も緩和で反応基質における種々の官能基の存在に寛容であった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (1件):
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芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体 
物質索引 (17件):
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