抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「実践的転回」という研究アプローチの下で,人事管理の整合性,適合,補完性について考察した。具体的には,まず,人事管理の整合性という事象に着目することの意義を述べ,人事管理に関する既存の研究の多くは,個々の人事制度というものが,本来的にある機能を内在していて,その前提の下に解としての整合的な人事システムというものがあるということを前提・仮定していることの問題を指摘し,人事制度の機能・効用は,様々な関係者,利害関係者が調整していく中で,事後的に見出されていくものでしかないことを論じた。さらに,メーカーW社で行われた一連の年功主義からの脱却を目指した人事制度改革(人事システムの整合化)について実践的転回というアプローチから検討した。