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J-GLOBAL ID:201202217166101146   整理番号:12A1549319

共役リノール酸を含有する酵素的エステル交換脂肪の酸化安定性

Oxidative Stabilities of Enzymatically Interesterified Fats Containing Conjugated Linoleic Acid
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 1961-1970  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0259A  ISSN: 0003-021X  CODEN: JJASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エステル交換脂肪は基質の2つの重量比を用いて大豆油(SBO)及びパームステアリン(PS)から生産された。共役リノール酸(CLA;SBO及びPSの10wt%)は機能性脂肪酸として使われた。エステル交換及びアシドリシスは,それぞれ,トリグリセリド(TAG)背骨において脂肪酸を交換し,CLAを組み込むため,固定化リパーゼを用いて同時に行われた。物理的性質(即ち,固体脂含量,融解及び結晶化挙動)及び酸化安定性の定量化のため,エステル交換脂肪とブレンド(エステル交換前)間の比較研究が行われた。エステル交換脂肪において5.2~6.1%CLAがTAG背骨に組み込まれた。ブレンドは各測定温度にてエステル交換脂肪よりも高い固体脂含量(SFC)と融点を示した。Rancimat試験は酸化安定性について行われ,そこではエステル交換脂肪が物理的ブレンドよりも有意に低い誘導時間を示した。ブチルヒドロキシトルエン(BHT),ローズマリーエキス,tert-ブチルヒドロキノン(TBHQ),プロピルガラート(PG),その他のような酸化防止剤のエステル交換脂肪中への添加後,誘導時間は有意に増加された。一方,様々な脱酸法(アルカリ,バッチ脱臭及び短経路蒸留)が遊離脂肪酸の除去のためにエステル交換後に行われた。脱酸後,アルカリ脱酸試料の酸化安定性は,短経路蒸留(SPD)及び物理的脱酸試料に比べ,有意に(P≦0.05)長い誘導時間を示した。本研究において,マーガリン及びショートニングの潜在的機能性を持つエステル交換機能性脂肪が生産され,それらの酸化安定性が観察された。Copyright 2012 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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食用油脂,マーガリン  ,  油脂の性質  ,  酵素の応用関連 
タイトルに関連する用語 (4件):
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