抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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DEMはGISによる解析を通じて地質家地形を読み取ることができる有用なデジタルデータである。地上型レーザー距離計に傾斜計が内蔵されると水平距離と垂直距離との同時計測が可能となる。安価なレーザー距離計を用いて地形を測定する方法を開発し,2009年中国・北九州豪雨によって福岡県飯塚市に発生した地滑りの形態を測定したので報告する。中心観察点(X,Y,Z=0,0,0)と補助観察点b(xb,yb,zb)の間の距離をレーザー距離計で,2点間の方位をクリノメーターで,それぞれ測定し,その2観測点と測定点との水平距離および垂直距離をレーザー距離計で測定し,座標(x,y,z)をExcelで計算した。その結果をGISで解析し,DEMを作成した。作成したDEMから実体に即した地形形状を地図表現することができ,その結果,斜面崩壊の過程の推移の推定が容易となり,さらに地形・地質解釈を通じて,崩壊度車両も概算できた。