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J-GLOBAL ID:201202217267215711   整理番号:12A1029497

系統電源以外のリソースによる予備力提供の効果の評価-系統電源利用率改善の観点からの評価手法の提案-

著者 (1件):
資料名:
号: R11013  ページ: 22P  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: L1889B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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太陽光発電(PV)大量導入時の課題の一つとして,PV出力の予測誤差に対応するための運転予備力の適切な確保,運用があげられる。従来から予備力を提供してきた系統電源に加え,将来的には需要家に設置された電池蓄電システムなどを含む系統電源以外のリソースの活用も考えられる。本論文は,系統電源以外のリソースにより,PV出力予測の補償を行うことで,系統電源が確保する予備率の低減とこれに伴う利用率の改善の度合いを評価する方法を提案した。評価には需給運用シミュレーションを用いた。試算によりその有効性を示した。試算での想定条件のもとでは,予測誤差が大きいケースでは補償のための設備容量が小さい範囲でも補償が有効である等の結果が得られた。
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分類 (2件):
分類
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太陽光発電  ,  電力系統一般 
引用文献 (12件):
  • [1]電気事業連合会,「メガソーラーの設置状況および分散型新エネルギー大量導入促進系統安定化対策事業について」, http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/pdf/sl_20110121.pdf
  • [2]加藤他,「広域多地点における日射変動の独立性を考慮した平均日射変動特性の評価」, 電気学会論文誌B, 131巻1号 (2011/1)
  • [3]次世代送配電ネットワーク研究会,「低炭素社会実現のための次世代送配電ネットワークの構築に向けて」(2010/4)
  • [4]八太,「太陽光発電出力予測を用いた需要地系統の翌日運用計画法-需給一体化制御による余剰電力活用効果-」, 電中研研究報告 RlOOO1 (2010/7)
  • [5]倉本他,「太陽光発電大量導入時における所要周波数調整力の評価 -所要周波数調整カの代数的評価手法の拡張-」, 電中研研究報告R10005 (2011/3)
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