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J-GLOBAL ID：201202217283037351   整理番号：12A0770881

自動車用IPM/T-PM“Jシリーズ”

著者 (2件)： 猪ノ口誠一郎 (三菱電機) ,  石原三起夫 (三菱電機)
資料名： 三菱電機技報
巻： 86  号： 5  ページ： 283-286  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： F0198A  ISSN： 0369-2302  CODEN： MTDNAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の地球環境保護意識の高まりを受け,ハイブリッド車や電気自動車の開発が盛んになっており,駆動用モータ制御に用いるパワー半導体の需要が高まっている。自動車には高い安全性が要求されるため,自動車用パワー半導体でも高い信頼性とそれを達成するための機能が求められる。三菱電機は1997年に自動車用パワー半導体モジュールとして半導体素子と駆動回路,保護回路を内蔵したIPM(Intelligent Power Module)を量産化した。また,2001年には次世代の自動車用パワー半導体モジュールとしてトランスファーモールド構造を特徴とする第一世代T-PM(Transfer-molded Power Module)を量産化し,その後DLB(Direct Lead Bonding)構造を特徴とする第二世代T-PMを量産化した。今日,これらの当社製自動車用IPM,T-PMがハイブリッド車をはじめとした環境適合車に搭載されている。このように,当社は環境適合車の発展に貢献してきたが,更なる普及と発展のために,高機能・高信頼性・小型・汎用性を実現した自動車用IPM/T-PM“Jシリーズ”を開発中であり,2012年度中にJシリーズIPM4品種とJシリーズT-PM3品種をラインアップする。IPM,T-PM共に自動車用として高機能かつ安全設計に寄与できる製品である。(著者抄録)

シソーラス用語： ハイブリッド自動車 ,  *電気自動車 ,  *電力トランジスタ ,  移送成形 ,  適応性 ,  *回路モジュール ,  *パワーエレクトロニクス ,  *電動機駆動
準シソーラス用語： *パワーモジュール ,  環境適合性

分類 (2件)： トランジスタ  (NC03070N) ,  混成集積回路  (NC03163K)

引用文献 (2件)：

• (1) 篠原利彰, ほか:トランスファーモールド形大容量パワーモジュール, 三菱電機技報, 81, No.5, 325~328 (2007)
• (2) 藤田 晃, ほか:電気自動車用IPM, 三菱電機技報, 72, No.12, 1009~1012 (1998)

タイトルに関連する用語 (3件)： 自動車 ,  IPM ,  Pm