文献
J-GLOBAL ID:201202217294830037   整理番号:12A0930505

虚血/再潅流と関連した代謝ストレス中のマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)によるVEGF-A mRNAレベルの転写後調節

Post-transcriptional regulation of VEGF-A mRNA levels by mitogen-activated protein kinases (MAPKs) during metabolic stress associated with ischaemia/reperfusion
著者 (4件):
資料名:
巻: 367  号: 1-2  ページ: 31-42  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血管新生は虚血/再潅流中に起こる代謝ストレスへの十分特性化された応答であるが,それを調節するシグナル伝達経路は不明のところが多い。H9c2ラット心筋芽細胞における虚血/再潅流と関連した代謝ストレスにより血管新生成長因子の発現を調節することにマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)が関わっているかどうかを試験した。代謝ストレスは血管内皮成長因子(VEGF)mRNAレベルに対し影響を持たなかったが,代謝阻害後の回復はVEGF-Bまたは-Dに対し影響しないでVEGF-A mRNAの強い誘導(4時間において3.8±0.5倍),VEGF-C mRNAレベルにおける適度な上昇(4時間において1.7±0.3倍)に導いた。VEGF-Aプロモーターレポーター構築は代謝阻害/回復に非応答性であり,VEGF-A mRNAにおける増加は転写阻害剤アクチノマイシンDにより遮断されず,VEGF mRNAにおける増加はVEGF-A mRNA安定性の増強によるものであることを示唆していた。そのうえ,5′非翻訳領域(UTR)内の領域が,代謝ストレスからの回復後のmRNA安定性増強に寄与することをレポーター構築による研究が示した。VEGF-A mRNAにおける増加は細胞外シグナル制御キナーゼまたはc-Jun N末端キナーゼMAPKの阻害により破壊され,これらのキナーゼはVEGF-Aメッセージ安定性を増加させることにより虚血/再潅流中の代謝ストレスに応じて血管新生を促進している可能性があることを示唆した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  酵素一般  ,  サイトカイン  ,  核酸一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る