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J-GLOBAL ID:201202217296216077   整理番号:12A0171936

非湿潤養生条件の下のセメントペーストの収縮補償に及ぼすMgO系膨張材の効果

Effects of MgO-based expansive additive on compensating the shrinkage of cement paste under non-wet curing conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 377-383  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0500B  ISSN: 0958-9465  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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膨張材は,セメント系材料の乾燥収縮に起因するひび割れ避けるために,収縮補償材として広く使われている。しかしながら,従来のエトリンガイト系膨張材の膨張は強く湿潤養生に依存しており,そして主に早期材齢において発生する。そのため,膨張材は十分な水の供給なしの状態ではコンクリートに適切に作用しないか,または長期の収縮を示さないかもしれない。そのため,MgO系膨張材は,エトリンガイト系に比較してより少ない水でMg(OH)2の生成が可能であることから,製造の準備がなされてきた。そして,自己収縮に対する収縮保証の効果やポルトランドセメントの長期材齢にわたる温度収縮や低水セメント比のフライアッシュセメントペーストに関してMgO系膨張材を用いる研究がなされてきた。試験は,封緘された条件の下で行ない,そのため水分供給のない環境で行った。その結果,非湿潤養生条件の下であっても,セメントペーストの収縮は効果的に補償できることがわかった。走査型電子顕微鏡による微細組織の分析の結果,セメントペーストのマクロ膨張は,おそらくMgOの水和作用によってMEAの部分的な膨張を引き起こしているらしいことを示唆していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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セメントの性質・分析 

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