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J-GLOBAL ID：201202217377499162   整理番号：12A0105677

ピラニアおよびKOH溶液を用いた化学的に改質されたPDMS表面の親水性および安定性の研究

Study of hydrophilicity and stability of chemically modified PDMS surface using piranha and KOH solution

著者 (3件)： MAJI Debashis (Indian Inst. of Technol., Kharagpur, IND) ,  LAHIRI S. K. (Indian Inst. of Technol., Kharagpur, IND) ,  DAS Soumen (Indian Inst. of Technol., Kharagpur, IND)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 44  号： 1  ページ： 62-69  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリジメチルシロキサン(PDMS)表面を親水性にするための,水酸化カリウム溶液を伴うピラニア溶液中でのウエット化学処理を含んだ表面改質技術を詳細に議論し,接触角測定およびFTIR分光法を用いて分析した。また徐々のエージングでのウエット化学処理された試料の徐々の疎水性回復も研究し,その接触角飽和レベルをプラズマ処理された試料のそれと比較した。各15分間のKOH溶液中での浸液を伴うピラニア溶液中でのPDMS表面のウエット化学的改質によって,~110°の接触角をもつ未処理試料に比べて,約27°への接触角の最大減少が示された。さらに,2-ステップウエット化学的処理によって達成された最小接触角は,プラズマ処理された試料と同等であった。親水性から疎水性への回復時間は両者でほとんど同じであったけれども,ウエット処理された試料の疎水性飽和レベルは,プラズマプロセスよりも低かった。

シソーラス用語： *水酸化カリウム ,  *水溶液 ,  *ポリジメチルシロキサン ,  *プラスチックフィルム ,  *表面改質 ,  湿式法 ,  接触角 ,  水 ,  表面分析 ,  ATR分光法 ,  FTIR分光法
準シソーラス用語： *ピラニア溶液

分類 (2件)： 表面処理  (YH04112X) ,  界面化学一般  (CB12010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： KOH ,  溶液 ,  化学 ,  改質 ,  PDMS ,  親水性 ,  安定性 ,  研究