抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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庭,公園や街路樹の並木道などの街並みの景観は,設計者やデザイナーが設計したものである。そこには,その景観を美しくみせるための景観デザイン基準という一種の定義が存在する。この景観デザイン基準を用いて設計された景観(造景)には景観デザイン基準が含まれていると仮定できる。そこで本研究では,この景観デザイン基準の中のバランス,特に景観を構成する代表的な要素である植物の緑色の面積に着目して評価を行った。具体的には,造景画像を左右に分割し,それぞれの緑領域の面積を計算し,その差が全緑領域の何%になるかを求めた。60枚の景観デザイン基準に基づいた画像の内,52枚が20%以下に入っていることを確認した。また,120枚の画像のうち,バランス差20%を閾値として,86%が正しく分類できた。(著者抄録)