文献
J-GLOBAL ID:201202217421472110   整理番号:12A0276787

急性冠症候群における内皮前駆細胞の増殖,移動,およびアポトーシス活性

Proliferation, migration and apoptosis activities of endothelial progenitor cells in acute coronary syndrome
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号: 19  ページ: 2655-2661  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】さまざまな疾患状態での内皮前駆細胞(EPCs)について研究した論文は多い。しかし,急性冠症候群(ACS)におけるEPCsの機能的特徴ついては不明である。本研究では,ACS患者におけるEPCsの数と機能を調査した。【方法】本研究は,ACS入院患者(25例)と,性別,年齢,動脈硬化危険因子が一致する安定型冠動脈疾患(CAD)対照者を対象とした。EPCsはCD34+/CD133+/VEGFR-2+と定義し,フローサイトメトリーで定量化した。さらに,コロニー形成単位(CFU),増殖,移動,およびアポトーシスを含むEPCsの機能的特徴を評価し,2群間で比較した。全患者で血漿マトリックスメタロプロテイナーゼ-9(MMP-9)を検出した。【結果】2群とも入院時の薬物療法および臨床的特徴は同じであった。ACS患者のEPCsは,安定CAD患者の2.6倍以上であった(15.6±2.7対6.0±0.8/100000イベント,P<0.01)。2群間でCFUに有意差はみられなかった(10.8±2.9対8.2±1.8,number/well,P>0.05)。さらに,ACS患者から分離したEPCsは,対照者に比して増殖(0.498±0.035対0.895±0.067,OD値,P<0.01)と移動能(20.5±3.4対30.7±4.3,number/well,P<0.01)が有意に障害された。さらに,培養EPCsにおけるアポトーシス細胞はACS群で大幅に増加した((18.3±2.1)%対(7.8±0.4)%,P<0.01)。【結語】ACS患者は,安定CAD患者に比して循環EPCsとアポトーシスの割合が明らかに増加し,増殖および移動能が著しく障害された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  循環系の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る