抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水道産業界が水資源管理に対して全流域的アプローチに遅れをとっているなかで,Black &Veathの技術部長R.Middletonはより広い視野を持って臨んでいる。水道業界は,別々の人が別々の分野を別々の技術で管理してきた。ところが,水枠組み指令(WFD)と個人的な挑戦に一部刺激されて,先進的な事業体は事業に影響を与えるより広い問題を見つめなおしている。Black&Veatch(B&V)は当初,エネルギー効率の視点から,この問題に取り組んだ。通常の手段で15%までの省エネルギーが可能であるとしており,80%の節減を目指している。見直すべきは浄水場から離れた上部であり,流域の上流部である。理想は,流域を管理して,1)取水点まで原水水質を管理して浄水処理を最小限とする,2)雨水ピーク,洪水,及び汚染を最小限とする流出と排水を管理することである。