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J-GLOBAL ID:201202217561030290   整理番号:12A1164928

シクロデキストリンにより修飾された両親媒性対イオンを持つ高分子電解質の水相挙動 ポリイオンの柔軟性の役割り

Aqueous phase behavior of polyelectrolytes with amphiphilic counterions modulated by cyclodextrin: the role of polyion flexibility
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巻: 14  号: 27  ページ: 9574-9577  発行年: 2012年07月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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両親媒性対イオンを持つ高分子電解質(PEAC)は,両親媒性体のミセルへ形成のために水に不溶である。しかし,包接錯体を形成する水可溶性のシクロデキストリン類(CD)が存在すると,一価の対イオンとして挙動し,PEACは両親媒性体として水に分散する。本報では,ドデシルトリメチルアンモニウム(DTA)/ポリアクリル酸塩(PA)/2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン(2HPβCD)を用い,PEAC:CD:水の三成分相挙動に対するポリイオンの効果を研究した。DTA-PA/2HPβCD/水およびDTA-DNA/2HPβCD/水の相図を調べたところ,DNA二本鎖が六方晶あるいは正方晶の対称性を示すとき,DNAは液晶相を形成した。しかしPAが存在するときは,これらの相はPAの柔軟性のために形成されなかった。またDTA-PAは55wt%以上の水を取込んで膨潤し,DTAは小球状ミセルを形成した。水和DTA-DNAは,PA系と同様に六方晶相であった。しかし,DNAが存在する高水含量の立方晶相は形成しなかった。棒状ミセルのみが棒状のDNA電荷と均一に整合することが分かった。一方PAの柔軟性により,球状DTAミセルを包接した。
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分類 (3件):
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相平衡・状態図一般  ,  分子化合物の結晶構造  ,  コロイド化学一般 

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