抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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周南市次世代エネルギーパークは,中核施設である「環境配慮型次世代エネルギーのテーマパーク型環境動物園」というコンセプトに沿って進歩した「周南市徳山動物公園」と「その近隣に位置するいくつかのサテライト的なスポット」により構成されている。動物園は社会教育施設であり,その取り組みの中心は展示によってなされているが,その中で「次世代エネルギー」についての関心を高めるためには,動物と自然の生態系の素晴らしさを伝える「動物の展示」と,自然環境と人間社会のかかわりを伝える「自然環境とのかかわりの展示」,そして次世代エネルギー装置などの稼働状況を伝える「次世代エネルギーの展示」の3つを組み合わせることが効果的であると考える;(1)動物の展示:・東南アジアの熱帯雨林に広がるジャングルのゾーン,・アフリカの広大なサバンナのゾーン,・高緯度地帯に広がるタイガの森やツンドラ氷原,氷結する沿岸地域を再現するゾーン,・周南市の里山周辺に住む動物たちを観察できる周南の里山ゾーン,のようにゾーン毎に地域を具体的に設定することで,その地域の環境問題をよりリアルに伝えることができる。(2)自然環境とのかかわりのゾーン:人間の活動が良くも悪くも自然に影響を与えること,また自然の許容範囲の中でバランス良く共存する重要性を,伝える。(3)次世代エネルギーの展示:地球環境に対して負荷の低いライフサイクルの実現に繋がる工夫や次世代エネルギー技術を紹介する。電気自動車・電動スクーターは,太陽光発電エネルギーを用いて充電し,CO
2を排出しないクリーンビークルとして活用していく。