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J-GLOBAL ID:201202217573515605   整理番号:12A0534888

神経毒はどのようにして生き続けるか

How a Neurotoxin Survives
著者 (1件):
資料名:
巻: 335  号: 6071  ページ: 928-929  発行年: 2012年02月24日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グラム陽性菌Clostridium botulinumをはじめとする幾つかのClostridium菌が適切な嫌気条件下で分泌するボツリヌス神経毒が胃腸管を通過する過程でどのようにして過酷なpHと蛋白質分解酵素による加水分解に耐え,無傷毒性を維持した状態で血流に達するかに関する最近の研究の展開を解説した。最近の研究によれば,ボツリヌス神経毒は自然界では純粋状態で存在するのではなく非共有結合により結合した神経毒会合性蛋白質との複合体(最少機能性先駆的毒素複合体:MPTC)として存在する。最強の神経毒性を持つボツリヌス神経毒/Aを無毒化する神経毒会合性蛋白質として赤血球凝集活性を持つ3種の蛋白質(HA)と赤血球凝集活性を持たない1種の蛋白質(NTNHA)が知られている。Guらは結晶構造解析と位置指定突然変異誘発に基づいてMPTC中のNTNHAとボツリヌス神経毒/血清A型の相互作用を調べ,NTNHAがボツリヌス神経毒/Aの最も加水分解を受けやすい部位を保護していることを明らかにし,今後の研究課題を示した(Science 335,977(2012))。
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分類 (2件):
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微生物起原の毒性  ,  分子構造 
タイトルに関連する用語 (1件):
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