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J-GLOBAL ID:201202217584802584   整理番号:12A1116030

Sudburyにおける金属の長期リスクの評価:限界負荷量による接近

An Assessment of Long-term Risks of Metals in Sudbury: A Critical Loads Approach
著者 (2件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 4343-4354  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1世紀に亘る金属加工活動は,カナダ,オンタリオ州のSudburyに広範囲の金属汚染をもたらした。金属堆積物の大量の低減による復元の可能性を評価するために,各金属に対する金属分配(Kd)の多くの独立推計値を用いて,県の土壌指針の超過に基づく”作用ベース”の接近法により,Sudburyの415地点における金属の限界負荷量を推計した。Sudburyの土壌は,銅(Cu)とニッケル(Ni)によりひどく汚染されており,現在,Cuの74%のサンプルが県のCuの土壌指針を,Niの87%のサンプルがNiの指針を超えている。両金属は,他の金属(亜鉛(Zn),カドミウム(Cd),鉛(Pb))-県の指針をめったに超えない-と強い相関がある。CuとNiは,また,有機物質と強い相関があるが,土壌pHとは相関が無い。CuとNiの最新(1990年代中頃)の堆積推計値に基づくと,20%から51%の地点がCuの”作用ベース”の限界負荷量を超える堆積物を受容し,5%から97%の地点がNiの”作用ベース”の限界負荷量を超える大気沈降を受容すると推計される。これらの結果は,土壌中のCuとNiの濃度が減少して,概して,県の土壌指針を超える地点は若干は少なくなるが,このリスポンスの時間枠は非常に遅く,次の100年に亘って変化は比較的少ないことを示唆する。CuとNiの堆積物が直ちにバックグラウンドレベルに低下するという最良の堆積シナリオを想定したとしても,OMOE指針を超えるCuとNiレベルを持つ地点の割合は,それぞれ,やはり,69%から72%と56%から86%の間にあり,Sudburyの土壌の復元は可能であるが,より多くの金属堆積物の低減が必要であり,そうとしても,数世紀かかるプロセスであろう。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染 
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