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J-GLOBAL ID:201202217609825592   整理番号:12A1073089

キバチ科2種(ヒゲジロキバチ・オナガキバチ)におけるαピネンへの誘引反応の違い

Differential responses to α-pinene of two horntail wasps, Urocerus antennatus and Xeris spectrum (Hymenoptera: Siricidae)
著者 (2件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 51-55  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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キバチ類は産卵時に接種するキバチ共生菌によってスギ・ヒノキといった主要な人工林構成樹種に対して材変色被害をもたらし,材質劣化害虫として林業経営に対して大きな被害を与えている。キバチ類の産卵選好性を解明していく上で,揮発性成分に対するキバチ類の誘引反応を調べていくことは重要なことだと考えられる。そこで,針葉樹材の主要な揮発性成分であり,またニホンキバチに誘引活性を持つαピネンに対して,キバチ類2種(ヒゲジロキバチおよびオナガキバチ)の誘引反応をオルファクトメーターを用いて調べた。誘引試験の結果,オナガキバチの雌成虫はαピネンに誘引されたが,ヒゲジロキバチ雌成虫はαピネンに誘引されなかった。ヒゲジロキバチは他種キバチと異なる状態の寄主木に誘引される可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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森林生物学一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
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