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J-GLOBAL ID:201202217615395222   整理番号:12A1731647

生体高分子デキストランと溶融NaClフラックスの存在下で硝酸塩からYBCO小板を生体模倣合成する過程の詳細な研究

Detailed Study of the Process of Biomimetic Formation of YBCO Platelets from Nitrate Salts in the Presence of the Biopolymer Dextran and a Molten NaCl Flux
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資料名:
巻: 12  号: 11  ページ: 5635-5642  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生体高分子媒介反応前駆体の封鎖と液体フラックス成長を結合して,特定の形態を持つYBa2Cu3O7(YBCO)単結晶を合成する方法を研究した。その結果,デキストラン硝酸塩からのYBCO生体模倣合成において添加物のデキストランとNaClはカプセル化媒体として作用し,反応の初期段階で反応前駆体のナノリアクターを形成することがわかった。このナノリアクターは微細な核生成を促進して結晶成長モードを制御するので小板が密集して配向整列するようになる。融解点の高いNaClは反応の初期段階を通じて不活性のまま溶液中に溶けないで残っている。前駆体がデキストランによって封鎖されている段階でさらにデキストランを添加すると温度上昇と共に沈殿していたものだけが溶けてフラックスを形成し,異方性の高い結晶成長を促進した。これらの添加物の相対量は適度な相形成に達するために不可欠なパラメータである。デキストランの量が十分にある(10.0gの溶液中に2.5mlの前駆体)と,単純な2相に優先してYBCO相の形成が促進した。しかしNaClが多い(0.1gの溶液中に0.01gの前駆体)と,反応に影響はないが結晶成長に影響をうけた。最適量の添加物を用いると,高温の合成反応によってデキストランは完全に分解し,NaClは徐々に蒸発して純粋相の合成物が残った。この方法によって高収量の半導体や高いアスペクト比の小板を合成することができるであろう。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  酸化物の結晶成長  ,  酸化物系超伝導体の物性 

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