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J-GLOBAL ID:201202217633881231   整理番号:12A0312127

中国北西部のGurbantunggut砂漠由来の土壌に対する窒素の勾配施用における微生物活性の非線的応答

Non-linear response of microbial activity across a gradient of nitrogen addition to a soil from the Gurbantunggut Desert, northwestern China
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  ページ: 67-77  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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窒素アベイラビリティの増加に対する土壌微生物の応答パターンの同定は,微生物反応が栄養素の形質転換に関与することから重要である。ここでは,中国,Gurbantunggut砂漠の土壌微生物群落へ窒素を添加した場合の影響について調べた。試験は2年にわたって実施し,各年の成長季節の初めに開始した。深度0~5cmおよび5~10cm位の土層における土壌酵素活性,微生物バイマスおよび微生物群落レベルでの生理学的プロフィール(CLPP)を調べた。土壌への年間の窒素添加量は,0,0.5,1,3,6,24g/m2とした。土壌酵素活性および微生物バイオマス窒素(MBN)は最初増加し,その後低下した。CLPPは窒素添加の増加に伴って変化した。窒素添加量の増大は微生物に毒性を示した。上位の土壌層には有機物が相対的に多いことから,深度0~5cm位の土壌微生物の活性応答は深度5~10cm位の微生物と比べてより高いと仮定して調べた結果,深度0~5cm位における土壌酵素活性,微生物バイオマスおよび栄養素濃度は,窒素添加量に応じて有意な変化を示した。窒素添加は,MBNの増大とウレアーゼ活性の低減を引き起こした。窒素の低施用は,インベルターゼおよびアルカリホスファターゼ(AlP)活性を高め,その高施用はこれらの酵素活性を抑制した。窒素の低施用における酸化酵素の活性の変化は明らかでなかったが,窒素の高施用はその酵素活性を抑制した。しかしながら,CLPPは窒素の添加によって影響を受けなかった。これらの結果から,この砂漠土への窒素の補足は,炭素の形質転換に影響し,窒素およびリンのアベイラビリティを高め,微生物バイオマスに窒素を固定化した。窒素補足に対する酵素活性の応答は,安定または非応答性の微生物群落構造では組織内において生じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌生物 

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