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J-GLOBAL ID:201202217659297112   整理番号:11A1555704

AGR2に対するモノクローナル抗体18A4の調整,特性化および摘要の可能性

Preparation, characterization and potential application of monoclonal antibody 18A4 against AGR2
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 49-51,55  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2523A  ISSN: 1007-8738  CODEN: XFMZFM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:AGR2(セノパスの前部勾配2のヒト相同体)に対するマウスのモノクローナル抗体(mAb)を作製し,これらの抗体の特性を調べ,利用の可能性を探る。方法:BALB/cマウスを,AGR2-MBP(マルトース結合蛋白質)融合蛋白質で免疫した。mAbをハイブリドーマ法で作製し,蛋白質Gアフィニティクロマトグラフィで精製した。mAbの力価と特異性を,それぞれELISA法とウェスタンブロット法で調べた。mAbの特性を免疫沈降,免疫蛍光染色および腫瘍細胞阻害試験により特性化した。結果:ハイブリドーマのクローンの一つで,AGR2に対して特異的mAbを分泌している18A4を得た。mAbのIgサブクラスは,IgG1(κ)であった。mAbの力価は,1×10(-6)であった。ウェスタンブロット分析は,細胞抽出物での組換えおよび天然のAGR2の両方に対して18A4が特異に結合することを示した。18A4 mAbを用いる免疫蛍光染色は,乳癌培養細胞の細胞質においてAGR2を特異的に染色することを証明した。免疫沈降試験は,本mAbが天然のAGR2に特異的に結合し,効率的に沈殿させることができることを確認した。mAb 18A4は,乳癌細胞MCF7の増殖も阻害できた。結論:高力価と特異性を持つmAb抗AGR2を得た。本mAbである18A4は,ウェスタンブロット,免疫染色および免疫沈降などのほとんどの分子生物学的研究に利用可能である。18A4は癌細胞の増殖も阻害することから,治療開始点となる可能性がある。18A4はAGR2の機能研究およびある種の癌の診断と有望な治療法の有用な手段である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生化学 
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