文献
J-GLOBAL ID:201202217735743054   整理番号:12A0138650

DNA損傷に対する反応におけるp21WAF1の転写活性化におけるARID3Aとp53の間の協同作用

Cooperation between ARID3A and p53 in the transcriptional activation of p21WAF1 in response to DNA damage
著者 (7件):
資料名:
巻: 417  号:ページ: 710-716  発行年: 2012年01月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ARID3A/DRIL1/Brightは多様な生物過程に関与するATリッチ相互作用ドメイン(ARID)DNA結合タンパク質のファミリーメンバーである。我々は,p53がARID3Aの転写を活性化し,ARID3Aの過剰発現がG1停止を誘導することを報告した。しかし,p53経路におけるARID3Aの役割は明らかでない。ここで我々は,ARID3Aがp53と協同して細胞周期停止に重要なp53標的遺伝子p21WAF1の転写を活性化することを示す。ARID3Aはin vivoおよびin vitroにおいてp21WAF1プロモーター中の結合部位に結合し,野生型p53を発現するU2OS細胞でp21WAF1の転写を誘導するが,p53を欠くSaos-2細胞ではしない。p53とのARID3Aの共発現は,協同してp21WAF1の転写と,安定して形質移入したp21WAF1プロモーターを活性化した。ARID3A結合部位の変異はp21WAF1プロモーター活性を減じ,siRNAに基づくARID3Aのノックダウンはp21WAF1の転写を抑制したが,DNA損傷に反応したアポトーシス促進性のNOXAやPUMAの転写は抑制しなかった。さらにp53のノックダウンはARID3Aの転写を減じ,逆にARID3Aの過剰発現とノックダウンは,それぞれp53の安定性を増加あるいは減少させた。これらの結果はDNA損傷に対する反応におけるp21WAF1の転写活性化に関するARID3Aとp53の協同的および独立した役割の両方を示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る